吉田松陰に諭される生きる意味。
2020/4/23 PAGE13
こんにちは。大学生のはりー(id:HollyWoodLog)です。
この本を紹介する前に、まず「吉田松陰」を紹介します。
吉田松陰は、黒船が来航したときに近くにあった小さな小舟で近寄り、技術を学びに行ったことで有名です。彼は、黒船から放たれた大砲を見て、これでは日本は勝てない、と悟りこのような行動をとりました。当時の日本は鎖国政策をとっていたために、海を渡るものは死刑になりました。しかし彼にとって、自分が良しとすることをルールとし、それが一番いいとしていた人物です。したがってこのような行動をとりました。
また彼は、教育者としてもすぐれていた。
彼が開設していた塾「松下村塾」は、とても小さな村の塾でありながら、そこで教えられた人には、高杉晋作、伊藤博文、品川弥二郎、山縣有朋、山田顕義と多くの有名人を送り出している。しかも、松陰が教えた時間は、わずか2年半であった。
松陰は多くの人々に影響を与え、日本を変えた。
そんな松陰の残した志をこの本から少し見ていきましょう。
1. 不器用であるからこそ…
「すらすらと、うまくいったとしてもあまり意味がありません。
うまくいっても、なぜうまくいったのか。
人はすぐに忘れてしまうものだからです。
覚えが悪いほうがよっぽどいい。
身体にしみこむまで。くり返し努力できますから。」
この本の31番目に書いている考えです。
私自身、とても不器用な人間です。だから…、と多くのことをやらずに来ました。しかし不器用にも利点があり、ほかの器用な人よりも身に染みるものなのか、と大きな気づきを得ることができました。
できるまでやってみてから、いろいろとあきらめてみることにします。
2. 人である意味
「人は「なんのために生きているか」で決まるのです。
心に決めた目標のない人間は、もはや「人間」とは呼びません。
もし思い出せないなら、今すぐ思い出す時間を作るべきです。」
この本の83番目に書いてある考えです。
わたしは、人生のほとんどに目標なく生きてきました。親に嫌われたくなく、親の言われたように進学し、生きてきました。しかしこの人生に生きがいを感じたことがありません。ほかの人の評価を気にせず生きることは、「嫌われる勇気」を読んだ際に得ることができたので、私の生きる意味をしっかり考えて「人間」になろう、と思いました。(前に読んだときに書いた記事です。)
hollywoodbooklog.hatenablog.com
もし今、進路や進学で悩んでいる人は、いろいろなことに目を向け自分のやりたいことをよく考えてみてください。
3. 最後に
いかがだったでしょうか。
最近、私は毎日1冊よむごとにいろいろな考えをして行動できるようになっています。本は多くの知識と行動するための勇気をくれます。
ぜひ、今から始めませんか?
確実に見える世界が変わります。
それでは。また。