理不尽に負けない大人の対応「大人の対応力 著 斎藤孝」
2020/05/03 PAGE23
こんにちは。はりー(id;HollyWoodLog)です。
GWで多くの人が時間を持て余していると思います。ですが、不要不急の外出を控えて、読者様が大切な人を傷つけることがないことを願います。
皆さんは、世の中の理不尽なことにどんな対応をしますか?
その対応、間違っていませんか?相手を怒らせたり、だれかを傷つけてませんか?
今回紹介する本は、斎藤孝さんが書いた、「大人の対応力」です。
斎藤孝さんの講演会を高校の創立記念行事に聞いたことがあります。本当にユーモアあふれた面白い方でした。そんな斎藤さんが書いた「大人の対応」について一部を紹介していきます。
1. 嘘をつかれたときの「大人の対応」
これは、私が体験した話です。
ある友人と遊びに行く約束をしていました。
しかし当日になって、「熱がある」とドタキャンを食らいました。
私は「しかたない」と一人で友人と約束していなかった別の場所に行くことにしました。そこでなんと友人が別の人と歩いているのを目撃してしまいました。
後日、友人にその日、何をしていたかと聞いても彼は寝ていたと答え続けたのです。
私は非常に腹が立ち、彼とは疎遠になりました。
このような、「嘘をつかれる」ということは、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?では、嘘をつかれた時の「大人の対応」を見てみましょう。
そもそも人間はうそをつく生物です。「嘘も方便」といった風に、私を傷つけないように配慮してくれたのかもしれません。今回の私の体験談みたいにウソがばれるケースも存在しますが、そもそも腹が立つことかどうか考えなおしましょう。
世の中に、腹を立てるほどの重要な出来事は、ほとんどないのではないでしょうか?
世の中は、しかたないことであふれています。自分自身の事情で世の中はうごいてはいません。些細なことに一喜一憂するのでは、「大人の対応」には、程遠いです…。
2. ほめられないなら失敗である
日本人にありがちなことなんですが、自分が不快だったりうれしくないときに「ちょっと○○」と言いがちです。あまり不快な表現をストレートには言えないですよね…。
つまり、「ちょっと」が出るときには、かなり不快であると思ったほうがいいということです。すぐさま、改善に向かって動くことをお勧めします。
また先ほどの話とは、逆の表現になりますがうれしい時の日本人は「ほめる」ことが多いです。なんらかの不満が一切ない時に褒めがちになっています。つまるところ、褒められなければ不満な点が存在するということです。失敗しているのと同義ですね…。
100人中100人に褒められるような「大人の対応」を目指しましょう。
3. 最後に
いかがだったでしょうか。
社会において人間関係は必須です。読者様もぜひ「大人の対応」を身につけてストレスの少ない社会生活をお過ごしくださいませ。
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それでは、また。