初心者に向けた「ワイン」の楽しみ方 ~知ってれば得な知識~
2020/4/20 PAGE10
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
新型コロナの影響で、飲み会は中止となり、オンライン飲み会がはやりつつありますね。
私自身、ワインをよく飲むこともあり、この本のタイトルを見て、
「私にはワインの知識が全くないし買ってみるか」とこの本を購入しました。
今回は、この本にある、「知っておきたいワインの教養」を紹介します。
1. テイスティング方法 ~4つの” S ” について~
ワインを楽しむ方法で、真っ先に思いつくのがテイスティングですよね。
テイスティングの動作には順番があり、見る→香りを楽しむ→味わうの順番で、
4つの "S" と呼ばれています。
まずはテイスティングの4つの ”S” の動作の意味について紹介していきます。
1-1. 見る(See)
「見る(See)」では、ワインの色合いや輝き、清澄度を見ます。
白いものが後ろになるようにグラスを傾けて見ます。
赤ワインの場合、若いワインが紫がかった明るい色合いで、熟成とともにレンガ色になります。
白ワインでは、 駅面の縁の部分の色で変化があります。
グリーンがかった黄色から、淡い黄色、レモンイエロー、ゴールド、麦わら色、琥珀色へ年を重ねるごとに変化しています。
どちらのワインも、ブドウの種類でも変化が現れるので、色の変化や違いから、
ワインの個性を楽しみます。
1-2. グラスを回す(Swirl)
次にグラスを回してワインの粘着度を確かめます。グラスの内面にワインの滴後がしっかり残るほど粘着度が高く、アルコール度数が高いといわれています。
1-3. 香りをかぐ(Sneff and Smell)
次に、グラスを傾けて香りをかぎます。ワインの香りは2つに分かれ、
ブドウ本来の香りと発酵段階で生まれる香りを「アロマ」、
発効後、樽や瓶内での熟成中に生まれる香りを「ブーケ」といいます。
それぞれが持つ香りの個性を楽しみましょう。
1-4. ひとくち口に含む、口内をワインで覆う(Sip and Swish)
最後に、口に含み、口内をワインで覆います。
ワインをひとくち口に含み、口内全体で味わっていきます。
甘味を下の前方、酸味を下の両サイドで、タンニン(ワインの果皮)を歯茎で、アルコールは喉の奥で、そして後味の長さや、飲んだ時の感触を楽しみましょう。
また、「後味の長さ、飲んだ時の感触」で、ワインは三種類に分けられます。
- フルボディ
- メディアムボディ
- ライトボディ
この三つになります。上から順に、アルコール度数が高く、
リッチでパワフルな味わいで、色が濃く香りが高くなっています。
ボトルに記載もありますので、覚えておいて損は、ないです。
2. 知っておきたいワインのブドウ品種
ワインを作る際に、メジャーなブドウの品種が存在します。
今回は、知っておきたいワインのブドウを紹介します。
「カベルネソーヴィニヨン」
世界で最も生産量が多く、ほぼすべてのワイン産地で栽培されているカベルネソーヴィニヨンです。真っ先に知っておくべきブドウの品種ですね。タンニンを豊富に含み、アルコール度数が高く、濃厚でしっかりとした味わいです。フランスの高級ワインでも使われる幅の広いブドウです。
「ピノノワール」
フランス・ブルゴーニュ地方原産で、栽培が難しく、繊細なブドウです。
一方で、世界一のワイン「ロマネ・コンティ」に使われる、ポテンシャルの高い品種でもあります。ピノノワールを使う際には、単一で醸造されます。そのためヴィンテージによってワインの味が変わることでも有名です。
「シャルドネ」
フランスのブルゴーニュ地方が発症と言われるこの品種は、ブルゴーニュの「シャブリ」、「モンラッシェ」をはじめ、シャンパーニュ地方、アメリカのカルフォルニア州、チリなど、幅広い地域で使われる白ワインの王道品種です。
地方によって、シャルドネの味が大きく変わるため、地域性を感じるふくよかなワインになります。
3. 最後に
いかがだったでしょうか?
ワインが盛んな地域では大学間でのテイスティング大会が開かれたりと、社交性を表すものになっているので、ぜひ見につけておきたいですね。
今回紹介した内容は、この本のほんの一部ですので、さらに知りたい人はぜひ読んでください。
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それでは、よいワインライフを。(おうちでお楽しみください)
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