責任の行方「空飛ぶタイヤ 上 著 池井戸潤」
2020/05/24 PAGE44
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
私の地方では、日差しが痛くなってきました。
アイスコーヒーをもって外で作業しているとホットコーヒーになるくらいですから、
庭先の草抜きにも一苦労です。
皆様も、熱中症には気を付けてくださいね。
さて、今回私が読んだ本は、池井戸潤さんが書いた、
「空飛ぶタイヤ 上」です。
池井戸潤さんの作品は初めてでしたが、「半沢直樹」をテレビで見てた時期はあります。なので、今回の事件の上司などの対応の仕方は、とてもも覚えのある感じでした。
早速紹介していきましょう。
1. あらすじ
主人公の赤松は、中小企業の社長をしている。
親の代から受け継いだ運送会社で、それとなく過ごしていた。
しかしある日、事故は起こった。
赤松の会社の走行中のトレーラーのタイヤが取れて、人に当たり命を落としたのだ。
この事故の原因は「トレーラーの整備不良」と結論付けられ、多くの非難を浴びた。
しかし、記録を見てもしっかりと整備は行われている箇所で有った。
納得のいかない赤松は、真相を解明するために動き出す。
しかし、そこには大企業が立ちはだかっていた。
社会的にも見放され、居場所がなくなりつつある赤松。
いったいどんな手口で、この危機を脱するのか。
2. 感想
この本を読んだ感想としては、大企業のやり口が半沢直樹のときに出てきた上司のやり口に似ていてずるいのと、自分の身を守ることしか考えてない人が上に立っていると組織が廃れる典型的な例に見えました。(そんな組織に所属したことがないので悪魔まで妄想ですが。)
読んで気持ちがいいくらい、ずるいやりかたばっかりですね。
あと、個人的に気になったのが作中で「バカな!」とびっくりしたりする際に、「莫迦」という感じが使われていることが気になりました。何か言葉に違いがあるのかと少し語彙力が上がった気がしました。(使うことはないだろうが…)
(*実際に調べてみても専門家が説明していたりするものは、どこにもなかったので後日調べることにします。)
3. 最後に
いかがだったでしょうか?感じが多くてちょっと疲れましたね。
ただストーリー自体は明確で、弱者が強者に抗いどうやって勝利するか、といったいたってシンプルな話ですので、かなり読みやすいと思います。
テレビドラマを見た方なら、なおのこと見やすいと思うので、ぜひごらんください。
また、この記事がよかったと思った方は星ボタンを、
質問等はコメントをよろしくお願いします。TwitterのDMもお待ちしています。
https://twitter.com/hollywood4
それでは、また。