最強レベルの言い方。「ヤクザ式 心理戦に勝つ「ものの言い方」 著 向谷 匡史」
2020/05/12 PAGE32
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
新しい映画の公開を待ち望みにしていますが、新型コロナの影響で全く進展が見られず寂しいばかりです。コナン、ヴァイオレット、早く公開しないかな…。
そんなことは、さておき今回紹介する本は、向谷 匡史さんが書いた、
「ヤクザ式 心理戦に勝つ「ものの言い方」」です。
私自身、ひょろく暴力的なことは好まないのですが、「ものの言い方」にはかなり気を付けているほうです。どのようにいえば相手に聞いてもらえるか、すこしずるいが断りにくくなるか、いろいろ考えてますね。
しかしそこには論理が存在しません。今回の本は、そういったところを重視して読みました。それでは、印象に残ったものを紹介していきましょう。
1. できる人の演出方法
仕事のできる人に共通することで、「決断力の速さ」があります。
そして、ヤクザ社会では迷うことが許されません。
もし組員が「組長、野郎をやっちまいますか」と尋ねたときに、「ウーン」と悩む組長には、ついていけません。有能な人は、すぐに判断します。
すぐに反応したことであたかも結論を出しているかのように聞こえるのです。例えば、「三日まて」とすぐに反応すれば、決断力があるとされ、人望が付いていくのだ。
結論を出していないのに、決断力があるように見せる。やり方は簡単だが案外できない。日々の中から試していこう。
2. 断られない頼み方
「頼むのにも言い方ってものがあるでしょ!」そんなことを思ったことはありますか?それを思っているときは、お願いを断ろうとしているときだと思います。
頼みを断られないようにするには、どうすればいいのか。
方法の一つとして、「言質を取る」ことがあります。
例えば、「100万円かしてくれ」と切り出したとします。もし相手が悩むようならば「なら、いくらならいい」と決断させるようにしましょう。そうすると相手は「○○円なら…。」という可能性が高くなります。
こうすれば、言った手前この額を貸すのは必然的になります。
このように、お願いをした後に「なら、どれくらいなら or なにならいいんだ」と相手に決めさせることで自分の望む結果が返ってきやすくなります。
3. 最後に
いかがだったでしょうか?ヤクザになることは推奨しませんがヤクザのものの言い方は習得していたほうが、相手が使ってくるときに気づくことができますし自己防衛として身に着けてもいいと思われます。ぜひご覧ください。
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それでは、また。