人というドラマを乗せて運行します。「阪急電車 著 有川浩」
2020/05/20 PAGE40
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
私には、二つ離れた弟がいるのですが、弟はかなりの読書家で週2で本屋に行って、一日立ち読みをしているみたいです。
そんな弟は、最近私が本を買って読み始めたことを、さげすむ言い方をしてくるんですよね。彼は、本屋でたまず読んでから買うのが常識だといわんばかりに攻め立ててきます。あげくのはてに、買ってきている本のセンスがないとののしり中古本として売った方がいいと言ってきました。
何がそんなに不満なんでしょうね。怒りとかよりも不思議です。とても理解しがたいです。
さて、そんな愚痴みたいな話はここまでにして、
今日私が読んだ本は、有川浩さんが書いた、
「阪急電車」です。有川浩さんの作品で知っているのは、「図書館戦争」くらいだったのでとても期待を持っていました。裏切られることはなかったです。
早速紹介していきましょう。
1. あらすじ
阪急宝塚駅、それは梅田へ向かう宝塚線と神戸線へ連絡している今津線が交わる駅。そのために多くの人が行きかう駅になっている。そんな駅から始まる今津線を舞台とした物語になっている。
人の数だけ物語がある。阪急電車は多くの物語を運び、はぐくむのである。
新しい出会いや恋、別れや思い出、様々なことが電車では起こっている。
そんな人々のすてきな物語をほんのすこしだけ覗く物語です。
2. 感想
感想としては、別れの話には、最初は卑屈で後ろを向いている人でも、
電車の中の別れを経験した人が前を振り向かせているのを見て、
だれかが自分のことを見て心配してくれている可能性に気づくことができました。
別れがつらいだけのものでもないですし、前を見るのが大事だと思いました。
また、恋が始まる瞬間は見ていて、くすぐったい感じがしました。ほんとになとも言えない気持ちでいっぱいになりました。いいですよね、だれかの恋が始まる瞬間って。
そんな感じで、幸せな気分になる物語でした。
阪急電車、新型コロナが収まったら乗りに行ってみようと思います。
3. 最後に
いかがだったでしょうか?昔の私では、今日みたいな本には出合うことはありませんでした。出会えたことに感謝しつつ明日からもいろいろと読んでいきます。
皆さんもぜひ一種に読書しませんか?ぜひぜひ。
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それでは、また。