自分と向き合う。「夜のピクニック 著 恩田陸」
2020/06/05 PAGE56
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
将棋の藤井七段の快進撃にほれぼれしている今日この頃です。
物騒な事件も起こっていてカオスな世の中です。コロナもしかり、ボウガンもしかり、暑さもしかり。嫌気がさしています。
ただ、明日が6月6日であることが私の楽しみです。
さて、脈絡のない雑談はここまでにして、
今日私が読んだ本は、恩田陸さんが書いた、
「夜のピクニック」です。
早速紹介していきましょう。
1. あらすじ
主人公の学校では、年に一度、夜通し行われる「歩行祭」がある。
朝まで、70~80㎞を歩くのだ。
この祭りに向かって、登場人物のそれぞれが思いをもって祭りに参加する。
特に主人公の甲田は3年間、だれにも言えなかった秘密を胸に。
学校生活の思い出や卒業後の思いを語って歩き続ける。
本屋大賞を受賞している青春小説です。
2. 感想
この本を読んだ感想としては、あぁ、似たようなことを高校時代にやったなぁっという感想です。
彼らより、距離は短いのですが、山の中を無言で歩くというイベントに参加したことがあります。とてもしんどいのですが、自分と向き合ういい時間にもなりました。
そして、本の中の彼らも自分と向き合い、考え、行動をしていました。
すごく勇気をもらえるお話でした。
また、青春系小説としても、レベルが高い印象でした。
高校生らしい恋愛や噂の仕方に、高校時代の思い出を呼び起こされました。
暖かいお話でした。
これが現実でも、行われているのか気になり調べてみると、
いくつかの学校では行われていることがわかりました。
地獄の祭りではあると思いますが、一度参加してみたいです。とてもうらやましい。
3. 最後に
いかがだったでしょうか。恩田さんの卒業校でも実際に行われていたらしく
、経験から生み出された小説みたいです。
そのため臨場感がとても高く、かなり見ごたえがあります。
ぜひ、ごらんください。
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それでは、また。