まるで短編集!サクッと読みやすい湊かなえの「望郷」
2020/05/10 PAGE30
こんにちは。はりー(id:HollyWoodLog)です。
うちの弟がいきなりステーキで働いていたのですが、今日閉店するお知らせをもらっていました。どこの業界も大変ですね。(ペッパーフードサービスは、以前からもやばそうでしたが…。)
さて今回私が読んだ本は、湊かなえさんが書いた、
「望郷」です。湊かなえさんは、
広島の因島出身らしく、ほかの小説にも瀬戸内海が出てきたような気がすると、思い出しながら読みました。
それでは紹介していきましょう。
1. あらすじ
あらすじをいつものようにつらつらと書きたいところだが、
この本は一つの島を中心に5つの物語が書かれている。
この記事のように短編小説だと思ってもらっていい。
それぞれの物語のタイトルは、
「みかんの花」「海の星」「夢の国」「雲の糸」「光の航路」でした。
中でも、私のお気に入りの「夢の国」のあらすじを書かしてもらいます。
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主人公の田山夢都子は、近所からもお屋敷と言われる格式高い家に生まれた。
すべての決定権は祖母にあり言いなりになることを余儀なくされていた。
夢都子が小学三年生のある日、友達の旅行話を聞き
「私も行きたい」とダメもとで頼むと、「明日いこう」とあっけなく話が進んだ。
次の日の朝に、母親にどの服がいいかと尋ねると母に怒られた。
「行けるはずがない、おばあちゃんが許さない」と。
それから先も、母親には「おばあちゃんが…」と言われ続けたが、
突然の転機が訪れる…。はたして夢都子が夢の国に行けるのはいつなのか…。
2. 感想
私が読んだ感想は、とても読みやすいな…、です。
夢の国に関しては、ところどころで私の知っている夢の国(陸のほう)の風景が書かれていて、夢の国を思い出しながら見れました。
また、ラストに起こる事件が絶妙にミステリチックで湊かなえさんらしかったです。
短編小説的な感じなのでユートピアと違って、序盤の読むだるさも全くなかったのがよかったです。(湊かなえさん特有の人間ドロドロ感はしっかりありますが…。)
今回はもう一冊湊かなえさんを手に入れていて、そっちの本にも期待がもてますね!
3. 最後に
いかがだったでしょうか?
湊かなえさんの本を勧めるときにはまずこれ!って感じな本でした!
まだ触れたことのない方で気になる方がいればぜひ!
ここから始めてみてください!(??「ゼロから―!」)
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それでは、また。